一生に一度の買い物となる結婚指輪は、絶対に失敗したくないものです。結婚指輪を選ぶ際には、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。ここでは、夫婦に合った結婚指輪の選び方をご紹介します。
結婚指輪と婚約指輪の違いとは?
結婚を考えた時に、婚約指輪と結婚指輪の二つを選ぶ必要が出てきます。婚約指輪は男性が女性に贈るというスタイルが一般的ですが、近年は男性が選ぶのではなく、女性に選択権が委ねられることがあります。
婚約指輪はつけるタイミングを選べるものなので、自身のつける頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。常に身につけたいという人なら、エタニティのように引っ掛かりのないつけ心地の良いデザインがおすすめですが、特別な日にだけつけたいという人なら、一粒石のように豪華なデザインがおすすめです。
一方、結婚指輪はタイミングに関係なく常時身につけるものです。あまりに豪華なものだと、日常生活の中で邪魔だと感じたり、葬儀の際に人目が気になったりするでしょう。結婚指輪はつけ心地が良く、見た目にも派手過ぎないものを選んでおくと安心です。
結婚指輪の選び方
結婚指輪を選ぶ際には、以下のポイントに注意してください。
サイズ
結婚指輪を選ぶ際に失敗しがちなのが、サイズです。将来の体系の変化を気にして、少し大きめのデザインを選ぶ人が多いですが、結婚生活が始まると緩く感じて抜け落ちないか不安になるものです。
結婚指輪を選ぶ際には、サイズ合わせをして、大き過ぎず小さ過ぎない最適なサイズを選びましょう。妊娠すると体形が大きく変化するため、サイズが合わなくなることがありますが、出産を終えて一定期間経てば再び結婚指輪をつけられる体形に戻ります。
指輪は、5キロ程度の体重の増減ならサイズ変更は必要ないので、ちょうどいいサイズを選んでおきましょう。
幅とフォルム
好きなデザインを選ぶことも大切ですが、似合うデザインかどうかもチェックしておく必要があります。結婚指輪は、リングの幅やフォルムによって指の見え方が変わります。
指が細長い人なら、幅広のリングよりも細身のリングの方が似合うでしょう。反対に、指が太い人なら幅広の方が似合います。
結婚指輪を選ぶ際には、実際にリングを試着してみて、指の見え方を確認しておいてください。
婚約指輪との相性
近年流行しているのが、結婚指輪と婚約指輪の重ねづけです。セットリングを購入すれば、それぞれ相性の良いデザインとなっているので、結婚指輪と婚約指輪を重ねづけしやすいです。
結婚後に重ねづけを楽しみたいという人は、セットリングを購入しておくと良いでしょう。
結婚指輪と婚約指輪をそれぞれ別のブランドから選ぶ際には、試着段階でデザインの相性が良いか確認しておいてください。
ダイヤモンドはない方が良い?
婚約指輪にはダイヤモンドが入っていることが多いですが、最近は結婚指輪にもダイヤ入りのデザインが増えています。
ダイヤモンドは鉱石の中でも特に硬度の高い石なので、常時身につける結婚指輪に含まれていたとしても、傷つく心配はありません。結婚指輪があまりにシンプル過ぎると感じたら、ダイヤ入りを選択すると良いでしょう。
ダイヤモンドが一粒入ることで、指輪に見た人の視線が引き寄せられます。将来手の甲や指にシワができても、ダイヤモンドが見た人の視線を引き寄せて、美しい手に見せてくれるでしょう。
結婚指輪の費用目安
結婚指輪の費用目安は、年齢によって異なります。20~30代の若い世代であれば、セットで20~30万円程度の結婚指輪を選択する人が多いようです。40~50代の収入が安定した大人世代であれば、セットで40万円程度の結婚指輪を選択する人が多いようです。
ブライダルジュエリーのブランドを見ても、20~50万円程度の価格帯の商品が多いので、夫婦の収入に合わせて無理のない範囲で購入できる結婚指輪を選んでください。